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水族館情報

おんねゆ温泉・山の水族館(北海道)



寒さが厳しい北海道北見市に、2012年にリニューアルオープンした「山の水族館」は、北海道の川に棲む生き物と世界の熱帯魚を展示した淡水魚水族館です。地域特性を活かし、豊富な地下水と良質の温泉を飼育水に使い、展示にも様々な工夫がされています。小さな水族館ですが、ここでは日本初と世界初に出会えます。

滝つぼ水槽は日本初

滝つぼ水槽は日本初

エントランスを抜け、最初に登場するのが日本初となる滝つぼの水槽です。滝つぼを下から眺めるトンネル状の水槽なので、頭上から流れ落ちる滝の瀑布によって起こる激流に流されまいと必死に泳ぐ魚たちの懸命な姿と出会えます。滝は川をさかのぼる魚たちにとって難所ですが、エサが上から落ちてくる餌場でもあります。厳しくもあり、利点も多い滝つぼという環境を水槽内に再現したことで、自然のままの魚の姿が観察できるようになりました。

世界初の冬に凍る川の水槽

世界初の冬に凍る川の水槽

山の水族館が世界に誇る展示が、冬になると流れる川が凍る「四季の水槽」です。水族館のある御根湯(おんねゆ)は、大雪山のふもとにあり、冬になるとマイナス20℃を下回るほどで、道内でも特に寒い地域です。この立地を最大限に活かし、世界初の川が凍る水槽が誕生しました。オショロコマやニジマスなどが氷の下をゆっくりと泳いだり、川の底でじっと寒さに耐える姿からは、大自然に生きる生き物たちの生命力を感じます。

大水槽に巨大で美しいイトウが泳ぐ

大水槽に巨大で美しいイトウが泳ぐ

北海道の一部でしか生息が確認されていない、日本最大の淡水魚であるイトウ。大きいものは2メートルにもなると言われていますが、この体長が1メートルになるには15年もかかるそうです。山の水族館では1メートル級のイトウを約20匹、大水槽で飼育しています。他ではこれほど大きく美しいイトウを見ることはまずできません。なぜ山の水族館で見事なイトウが育つのかといえば、天然のイトウであることと、御根湯の豊富な地下水を飼育水に使っているからです。まさに立地を活かした魅力的な展示なのです。

世界の熱帯淡水魚を温泉水で飼育

世界の熱帯淡水魚を温泉水で飼育

北海道の淡水魚だけでなく、東南アジアやアフリカの熱帯魚も展示していますが、特筆すべきは温泉水で飼育していることです。御根湯の地下水に良質な温泉水を混ぜた混合水で飼育した魚たちはイトウ同様、巨大で美しく育っています。まさに魔法の温泉水といったところです。輝くように発色したアロアナや隕石のように見えるコロソマ、ピラルクーやレッドテールキャットなど、様々な熱帯魚を見ることができます。

多彩な工夫がされた展示の連続

多彩な工夫がされた展示の連続

時間によって水量を変化させて水槽内で魚たちが川上りする様子を見せるジャンプ水槽や、魚に囲まれて記念撮影ができる門型の水槽、美しい金魚が泳ぐ万華鏡型の水槽など、個性豊かな工夫がされた展示が充実しています。地域特性を活かし、趣向をこらした展示で、北の大地の水族館は小さいながらも大成功を収めています。