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水族館情報

水族館の獣医さん



私たちがよく知っている獣医さんは、犬・猫を扱うお医者さんですが、水族館の獣医さんは、犬や猫と違って自分よりずっと大きな海獣たち、それも水のあるところで治療しなければなりません。そこには、大きな違いがあるようです。水族館の獣医さんの仕事の一端をのぞいてみましょう。

獣医さんだって掃除やエサやりも担当する

獣医さんだって掃除やエサやりも担当する

水族館の獣医さんは、掃除やエサやりも担当するのが当たり前のようです。特に新米のうちは、こちらの比重のほうが多いそうです。しかし、そうした裏方仕事を通して学ぶことも多く、その時は辛くても、動物の習性を理解し、個体ごとの個性を知ることによって、治療に役立つ知識を学べるのだそうです。

デリケートな海獣の健康管理は大仕事

デリケートな海獣の健康管理は大仕事

水族館にいる海獣は飼育動物でありながらも、来館者には野生の能力も観て楽しんでもらわなければいけないので、一筋縄ではいきません。相手から敵対的な行動を感じ取ったらすぐに野生に戻るうえに、弱みを見せないよう病気であることを隠してしまうのです。したがって、できれば病気になる前に予防措置をとっておくことが重要となり、日ごろから個体ごとの様子を観察しておく必要があります。予防の第一は、清潔な環境維持です。デリケートな海獣は、外部から持ち込まれた細菌やウィルスにすぐ感染してしまうのです。そして、同じ理由で新鮮なエサを与えることも大切です。もちろん定期的な健康チェックもきめ細かく行ないます。そして、その動物の最大の理解者である飼育員やトレーナーと密に連携を取り、何かあった時には早期発見・早期治療でのぞめるような体制づくりにも気を配っているようです。

野生動物の保護と繁殖研究にも従事

野生動物の保護と繁殖研究にも従事

水族館には時おり近隣の海岸などに打ち上げられた海獣の治療が依頼されることがあります。そうした場合は、自然界に返すことを念頭に置いてまず治療に専念しますが、治療がおよばず死んでしまった場合でも、病理解剖などをして死因を究明し、野生動物の研究をしている大学などにデータを提供します。また、多くの水族館は、絶滅が危惧されている生き物の繁殖について研究をしています。そうした社会貢献も水族館の使命であり、そこに医療のスペシャリストとして関わる獣医さんの大きな役割があります。水で暮らす動物の生態については、まだ未知の分野も多いのですが、それだけに水族館では探求心が極めて旺盛な獣医さんが働いているようです。