ご希望の水族館情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

旅探
水族館
トップページへ戻る
トップページへ戻る

水族館情報

クジラとイルカの特性



代表的な海のほ乳類と言えば、クジラとイルカです。水族館でもお馴染みの生き物ですが、実は祖先は4本足の陸上動物。足は退化して尾びれができ、前足は胸びれに変化、呼吸するための鼻は頭の上に移動しました。口の中にヒゲがあるヒゲクジラ亜目と、歯があるハクジラ亜目に分類され、現在70種以上が確認されています。

クジラとイルカの違い

クジラとイルカの違い

クジラとイルカは、クジラ目という同じグループに属しています。ではクジラとイルカの違いは、どこにあるのでしょうか。決め手は、体の大きさ。体長4~5メートル以下のものを、イルカと呼びます。クジラ目は、ヒゲクジラ亜目とハクジラ亜目に大別され、イルカはハクジラ亜目に含まれるので、ハクジラ亜目に属する小型のクジラが、イルカということになります。

獲物をこし捕るヒゲクジラと、丸呑みするハクジラ

獲物をこし捕るヒゲクジラと、丸呑みするハクジラ

ヒゲクジラ亜目の特徴は、口の中にヒゲが生えていること。ただしヒゲと言っても犬や猫のそれとは全く違い、本来は上顎の歯が生える部分の皮膚が変化して発達したもので、人間の爪に似た物質でできています。ヒゲクジラの口には歯が無いので、代わりの役割をヒゲが担当。主に海中のプランクトンや小魚をこし捕るようにして食べます。一方、ハクジラ亜目は歯を持つクジラのグループですが、この歯がとてもユニーク。通常、ほ乳類は形の違う歯を持っていますが、ハクジラはなぜか同じ形をした歯ばかりがあり、生え変わることなく一生同じ歯を使います。これには食生活が大きく関与しているとのこと。ハクジラの歯は獲物を捕らえるだけのもので、噛み切ったり砕いたりすることはほとんどしません。つまり、獲物を丸呑みするのです。ヒゲクジラに比べると、かなり乱暴な食べ方になります。

ジャンプの秘密

ジャンプの秘密

イルカのジャンプは水族館のショーでもお馴染みですが、自然界でもクジラやイルカはよくジャンプをします。では、なぜジャンプするのでしょうか。

これには、いくつかの説があります。まず一つが、コミュニケーションの手段という説。ザトウクジラ、セミクジラ、コクジラ、マッコウクジラなどは繁殖期や群れが分裂&融合した時、風の強い日に声が波の音でかき消された時などに頻繁にジャンプします。またハシナガイルカは、空中で体軸を中心に一回転してジャンプする時がありますが、これは船などが近づいた時に多く見られます。ジャンプは警告、力の顕示、求愛など、仲間へ信号として用いられているのは確かのようです。二つ目は、単なる遊びや運動という説。若い個体によく見られる行動である点から推測されます。三つ目は、フジツボなど体に付着する寄生生物を叩き落とすという説。背中がモゾモゾしても自分でかくわけにはいかないので、思い切り水面に叩きつけるという訳です。どの説も、それなりに説得力があります。ジャンプはかなり体力を使う行為なので、きっと大切な意味があるのでしょう。