施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の水族館情報を無料で検索できます。

ホームメイト水族館リサーチ

水族館情報

海で暮らす草食動物



海牛類は、ジュゴンと3種類のマナティーからなる小さなグループ。同じ海のほ乳類であるアザラシやイルカに似ていますが、系統的な類縁関係はなく、ゾウと共通の祖先から進化したと考えられています。脚は退化してなくなり、尾びれができ、前脚は胸びれに変化。水中生活に適応し、一生を水の中で暮らします。人工飼育が難しく、日本で見ることができる水族館は限られていますが、愛らしい仕草や表情は、見ているだけで癒されます。

大量の海草が主食のジュゴン

大量の海草が主食のジュゴン

インド洋や太平洋の熱帯から亜熱帯海域に生息しているジュゴン。体長約3メートル、口のまわりにはタワシのような剛毛が生えているのが特徴です。生息域に生えるアマモという海草を主食としていますが、1日に食べる量はなんと数十キロ。前脚である胸びれで海底をはうように進みながら、よく動く唇で上手に食べます。実は海牛類という分類名は、この海草を食べる仕草が牛によく似ていることから、海の牛で「海牛」と付けられました。また同じ海牛類のマナティーと体格が似ていて間違いやすいですが、見分けるポイントは尾びれの形。ジュゴンはイルカに似た形ですが、マナティーはうちわのような円形をしています。野生のジュゴンは、かつて沖縄付近でもかなりの数がいましたが、今はほとんど見ることができません。世界的にも生息数が減少し、国際保護動物に指定されています。

※飼育・展示している水族館/鳥羽水族館(三重県)

海や河川で暮らす3種類のマナティー

海や河川で暮らす3種類のマナティー

人魚伝説のモデルとも言われるマナティーは、大西洋やフロリダの浅い海をはじめ、アマゾン川などの淡水域にも生息する海牛類。アフリカマナティー、アメリカマナティー、アマゾンマナティーの3種に分類されますが、前者2つは見分けがつかない程よく似ています。アマゾンマナティーだけがお腹にピンク色の斑紋があり、サイズも少し小さめ。日本では3種とも水族館で見ることができます。ジュゴンと同じ草食動物で、水族館での食事はレタスや白菜、ニンジンなどの野菜や牧草など。水中動物とは思えないようなメニューをのんびりと食べる姿は、癒し系といったところ。時には、つぶらな瞳でじっと見つめたり、まるで微笑んでいるような表情をすることも・・・。見ているだけで、心が和みます。マナティーの寿命は約60年と言われ、2~5年毎に1頭の子どもを出産します。沖縄美ら海水族館では、日本で初めてマナティーの人工繁殖に成功しました。

※飼育・展示されている水族館

  • 熱川バナナワニ園(静岡県)・・・アマゾンマナティー
  • 鳥羽水族館(三重県)・・・アフリカマナティー
  • 新屋島水族館(香川県)・・・アメリカマナティー
  • 沖縄美ら海水族館(沖縄県)・・・アメリカマナティー