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魚はどこに棲んでいる?



魚と呼ばれるものは、すべて水中を主な生活圏としていますが、その水の性質によって海水魚と淡水魚の2つに大別されます。しかし、海水と淡水の入り交じった汽水域や、海水と淡水のどちらでも生きられる魚もいます。魚が暮らしている環境が分かると、体の仕組みや行動の理由が分かることがあります。水族館を訪れた時には、どんな海域に住んでいるのかを調べてみましょう。

海洋の中にもさまざまな環境がある

海洋の中にもさまざまな環境がある

地球の表面積のおよそ3分の2は海に覆われています。この海の中には100万種を超える生物が生息していると言われています。この海は、太平洋や大西洋のような大洋が約90%を占めているのですが、魚が豊富な海域は沿岸域です。沿岸域とは、海が陸地と接する所から沖合いに続く部分のことで、水深約200メートルまでの海域を指します。世界中の沿岸域はほぼ同じ構造となっているようです。一方、沿岸域より水深が深く6000メートルまでの部分は深海と呼ばれ、沿岸域ほどではありませんが、多くの魚が生息しています。また、大洋の中でも大西洋は比較的魚の種類が少ない海として知られています。これは魚類が誕生した後に大西洋が出来たためで、現在いる魚の祖先が他の海から入ってきたためだと言われています。

川や湖の魚はどこから来たの?

川や湖の魚はどこから来たの?

川や湖、池などは、「陸水」と呼ばれています。この陸水にも多くの魚が棲み、暮らしていますが、陸水は海や川によって遮られているために種の分化が起こり、その湖や池などに固有の種が生まれることがあります。しかし、広く分布する種のほうが圧倒的に多いのは、魚類の進化が大陸移動の前から起こっていたからだと考えられています。湖や池に棲む魚も、大昔には海で暮らしていたのかも知れません。それが、進化の過程で淡水に適応する能力を得て、やがて淡水のみに適応する種を形成していったのです。現在は魚類の約43%にあたる約1万2000種の魚が淡水の中で暮らしています。

海と川を行き来する魚たち

海と川を行き来する魚たち

魚の中には海と川、つまり、塩水と淡水の間を行き来する魚もいます。よく知られているのは、アユやボラです。アユのように一生の一時期を海で過ごす魚は「通し海水魚」と呼ばれ、ボラのように本来は海水や汽水域で暮らしているものが一時的に淡水に入ることもあるという魚は「周縁性淡水魚」と呼ばれることがあります。しかし、淡水に適応する魚の分類に関しては諸説があり、学術界でも意見が一本化されていないようです。魚が暮らしている環境から、どのような過程を経てここで暮らすことになったかを考えると、地球の歴史まで見えてきます。タイムマシンに乗ったつもりで水族館を探訪すれば、魚たちのひと味違った魅力と出会えるかも知れませんね。