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最も身近な両生類・カエル



私たちの最も身近にいる両生類はカエルです。昔から日本では、「無事にかえる」との意味で旅やお財布の守り神として親しまれていますし、何と言っても「カエルのうたが?」の唱歌は誰もが知っている心の歌ですから。他の両生類は苦手でも、カエルのグッズを集めている女性などもいるほどです。小学校、中学校の理科にも必ず登場するカエルについて、ちょっとおさらいしてみましょう。

暑さ寒さに弱い変温動物

暑さ寒さに弱い変温動物

水辺の近くで生活し、陸上と水中を行き来しているカエルは、主に昆虫などを食べて暮らしています。素早い動作で長い舌を伸ばして、一瞬で虫を捕獲するシーンはよくご存じだと思います。呼吸は皮膚呼吸を中心に行ない、肺は補助的な働きをしているようです。そして、例外はあるものの、ほとんどの種が淡水域を棲み家としています。また、変温動物なので、暑さ寒さの変化に弱く、冬は土の中に入って冬眠するものが多いことで知られています。

オスがメスに鳴き声でプロポーズ

オスがメスに鳴き声でプロポーズ

産卵期が近づくと、オスが鳴き声でメスに呼びかけ、産卵を促します。そして、産卵した卵に放精して受精を完了させるのが、カエルのプロポーズです。卵は水中に産み落とされるのが一般的ですが、水辺の植物の葉を使ったり、泡状のもので卵を守るものなどもいます。そして、一定の期間が経つと卵が孵化してオタマジャクシが誕生します。また、産卵の時期は様々ですが、日本で生息しているカエルでは、ヒキガエルやアカガエルが冬に、その他のカエルは初夏を中心に春から秋にかけて産卵します。

オタマジャクシの変態

オタマジャクシの変態

小学生のころ、徐々に変態していくオタマジャクシを驚異の眼差しで観察した方も多いのではないでしょうか? 魚に近い形をしたオタマジャクシ時代は、水の中でしか生活ができず、水草や藻を食べながら成長します。そして、徐々に足(後肢)が生え、次に手(前肢)が生えて、尾が胴体に吸収されるようにしてなくなり、体の形がだんだんカエルらしくなっていきます。この変態の期間は種によって大きく異なるようで、大型のウシガエルでは1~2年もかかりますが、小さなニホンアマガエルなどは、1~2カ月程度で終えてしまうようです。このオタマジャクシのけなげさも、カエル人気の理由のひとつになっています。里山が減少しているとはいえ、カエルやオタマジャクシならさほど苦労せずにまだまだ採集することができます。お子さんと一緒に探しにいってみてはいかがですか?