ご希望の水族館情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト水族館リサーチ

水族館情報

マンボウの魅力



ユーモラスな顔、およそ魚とは思えない体つき…ちょっと神秘的で、見ているだけで癒されるマンボウは、今や水族館の人気者。生態も個性的で、飼育が難しい魚ですが、どこか憎めない、愛すべき魅力があります。

魚だけど、泳ぎは苦手

魚だけど、泳ぎは苦手

マンボウを見ると「なんて奇妙な体なんだろう」と思う人、多いのはないでしょうか。平たくて、頭と胴体しかなく、後ろ半分が切り取られたようにも見えます。体には上下に大きな背ビレと尻ビレがあり、これを左右に振って泳ぎます。特徴的なのは、尾ビレがなく、代わりに船の舵と同じ働きをする「かじビレ」があること。体の後ろを縁取るように付いていますが、小さいので急な方向転換や小回りは苦手です。そのため水族館にいるマンボウは、水槽の壁面に体をぶつけてしまうことも。防護用のネットを設置し、衝突の衝撃を和らげる対策をして、泳ぎが苦手なマンボウを守っています。

昼寝をする怠け者?

昼寝をする怠け者?

マンボウのおもしろい行動の一つが、体を横たえた状態で昼寝をすること。いくらおっとりとしたマンボウでも魚ですから「体をプカプカ浮かべ、横になって昼寝をする」なんてことは信じられませんが、漁師さんの間ではよく知られた話だとか。実はマンボウは自然界では意外な行動をとることが分かっています。ある研究機関がマンボウに発信器を付けて追跡したところ、それまで海の表層で生活していると思われていましたが、実際は海深く潜ってエサを食べていることが判明しました。そして太陽が昇ると、冷えた体を温めるため、海面にあがって体を倒して昼寝をするのです。その時、体についた寄生虫もちゃっかり海鳥に食べてもらいます。「のんきに昼寝なんて、怠け者だ」と思われていたマンボウは、意外にも「行動派でしっかり者」なのです。

魚の中で最多の産卵数

魚の中で最多の産卵数

マンボウのメスは、魚の中で最もたくさん卵を産むことで知られています。その数なんと一度に3億個。当然、1個のサイズはとても小さく、ふ化しても外敵に襲われやすいので、成魚になるのはわずかな数です。それでも外敵から身を守るために、ふ化後、少し大きくなると全身をトゲで覆い武装します。その姿はお菓子の金平糖のようですが、次第にトゲはなくなり、お馴染みの成魚の体型に変わっていきます。

見た目によらず意外とおいしい

見た目によらず意外とおいしい

マンボウはフグの仲間で、食べることもできます。定置網に混獲される場合が多く、鮮度がすぐに落ちるので地元で消費されるケースがほとんどです。白身でやわらかく、肝であえると美味。鮮度がよいものは刺身で食べることもできます。太平洋岸で食用として利用されることが多いので、見つけた際は、ぜひ食べてみては? 意外とお口に合うかもしれませんよ。