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サメは本当に怖い?



サメはヒレの部分が高級食材のフカヒレとして利用されたり、肝臓からは肝油を、軟骨からはコンドロイチンを採取し健康食品として販売されるなど、意外にも私たちの生活と関わりの多い魚です。一方で「人食いザメ」という言葉からも分かるように、時には人に危害を与えることも知られています。良くも悪くも、昔から人間と馴染み深いサメの生態に迫ってみましょう。

サメが人を襲うワケ

サメが人を襲うワケ

映画「ジョーズ」の影響からか、サメは人を襲う怖い魚だと思っている人は多いはず。確かに水族館でサメの水槽を前にした時、凶暴な歯と鋭い眼差しで近づいてこられると、ガラス越しでも恐怖を感じることも…。しかし、人を襲うサメはほんの一部。その代表格は、ホオジロザメやイタチザメ、オオメジロザメなど大型のサメです。サメが人を襲う理由は、一つにエサと間違えてしまう場合です。サメはアシカやアザラシなどを好んで食べますが、黒いウェットスーツを着て泳ぐダイバーの姿は、海中のサメから見れば、これら動物とそっくりに見えます。二つ目は威嚇のための攻撃です。サメは自分の生活圏を持っていると考えられていて、そこに侵入してきたものを襲うのです。三つ目はサメが水質など環境の悪化にいらだち、攻撃的になるから。よくよく考えてみると、サメは好んで人を襲うのではなく、サメの生活環境に人間が影響を与えた結果だとも言えるのです。

海の王者 ジンベエザメ

海の王者 ジンベエザメ

サメの中でも、魚類最大の大きさを誇るのがジンベエザメです。大きなものでは全長およそ14メートルにおよぶこともあります。巨大な体で襲われたら、ひとたまりもない…なんて思うかもしれませんが、性格はとてもおとなしく、人に危害を加えることはまずありません。凶暴なホオジロザメとは違い、水中をゆったりと泳ぐ姿は、王者の風格すら感じられます。巨体を維持するため、大食漢かと思いきや、意外と小食で、エサはプランクトン程度です。ただし食べ方はダイナミック。泳ぎながら口をガバーッと大きく開けて、水と一緒に飲み込みます。食事の様子は水族館でも見ることができるので、ぜひ大迫力の光景を楽しんでください。

工夫された繁殖方法で種を保存

工夫された繁殖方法で種を保存

サメの繁殖方法は、とても優れています。多くの硬骨魚類が水中に卵を産み落としてから受精する体外受精に対して、サメは交尾をして体内で受精します。そこから種類によって、卵生、胎生、卵胎生、卵食性という4つの方法で出産します。

卵生
丈夫な卵殻で覆われた卵を産み、1年程かけて卵の中で成長してふ化します。種類はネコザメやトラザメなど。
胎生
胎盤を通して母体から栄養を吸収。1年近く母体内で成長した後、子ザメが産まれます。種類はメジロザメやシュモクザメなど。
卵胎生
母体と胎盤のような組織的なつながりはなく、自分の卵黄嚢の中の卵黄を栄養源として成長し、子ザメが産まれます。種類はドチザメやツノザメなど。
卵食性
母体内で先にふ化した胎児が、後から子宮に送られてくる卵を食べる、いわば共食いによって成長し産まれます。種類はホオジロザメやオナガザメなど。