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命を落とす危険もある爬虫類&軟体動物



ここでご紹介する爬虫類&軟体動物は、強力な毒を持つものが多く、海の危険生物の中でも特に注意が必要な生き物です。命を落とす恐れもあり、実際に死者や重傷者も出ています。特に軟体動物の貝類は、岩や砂地の浅瀬にいる場合が多く、毒があると知らずに子どもが気軽に触れてしまうという意味でも危険です。磯遊びは生き物に触れることが魅力の一つですが、命にかかわる危険のある生き物がいることもきちんと知っておきましょう。

強力な神経毒を持つ爬虫類のウミヘビ

強力な神経毒を持つ爬虫類のウミヘビ

「ウミヘビ」と呼ばれるものには、魚類のウミヘビと爬虫類のウミヘビがいます。毒を持ち危険なのは爬虫類の方で、強い神経毒で咬まれると命を落とすこともあります。おとなしい性質のものも多いので、出会っても不用意に慌てないようにしましょう。

エラブウミヘビ
沖縄の海でよく見かける種で、非常に強い神経毒を持っています。陸に上がるので、磯遊びの際にも注意が必要です。咬まれると舌や唇のしびれなどが現れ、時間が経つにつれ手足の運動障害もひどくなります。心不全を起こし死亡する場合もあるので、咬まれたら傷口から血を絞り出しながら至急病院へ向かって下さい。ただ比較的おとなしい性質で、手でつかんだり踏んだりしない限り、咬まれることはほとんどありません。
クロガシラウミヘビ
その名の通り、頭が黒いウミヘビで、たまに白い個体がいます。沖縄近海でよく見られますが、海流に乗って本州や北海道までくることもあり、ハブの50~80倍という猛毒を持っています。

軟体動物のタコに咬まれると一大事!

軟体動物のタコに咬まれると一大事!

軟体動物のタコは食用としてもおなじみの生き物ですが、なかには咬むことで毒を注入する種もいるので、むやみにふれるのは危険です。また大型のタコは、顔に覆いかぶさられると呼吸ができなくなる場合もあります。

ヒョウモンダコ
岩礁、サンゴ礁、砂礫底に生息し、体色を変化させて岩や海藻に擬態しますが、刺激を受けると青いリングや斑紋を浮き立たせて威嚇行動をとります。10センチ程の小型なタコですが、フグと同じ猛毒を持っています。もし咬まれたら、傷口をしぼって血を出し、病院へ直行しましょう。

毒銛で刺して獲物をゲットする貝の仲間

毒銛で刺して獲物をゲットする貝の仲間

巻貝や二枚貝は、軟体動物特有の歯舌(しぜつ)という食べる器官があります。毒を持つイモガイ類は、この歯舌が発達した毒銛を発射して獲物を捕らえるのです。毒の強さは種類によって様々ですが、強毒の場合、刺されて命を落とす例も報告されています。磯遊びやスキューバダイビングの際は、細心の注意が必要です。

アンボイナガイ
本州中部以南のサンゴ磯に多く生息し、昼間は石の下などに潜んでいます。イモガイ類の中で最も強い毒の持ち主で、1個体で30人分の致死量に相当する毒を保有するとも言われます。刺された直後の痛みは少ないですが、すぐに神経が麻痺。めまい、呼吸困難などが起こり、数時間で死亡する場合もあり、抗毒血清がないのも難点です。咬まれたら、すぐに心臓に近い所を縛り、毒を吸い出して病院へ急ぎましょう。