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北極海の生き物たち



地球儀の一番上に広がる大きな海域が北極海です。周囲をユーラシア大陸、グリーンランド、北米大陸に囲まれ、1,405万平方キロメートルの広さを持ち、いくつもの川が注ぎ込むことから植物プランクトンに恵まれています。ここでは、水族館でよく出会う海獣たちをはじめ、多様な生き物がたくさん暮らしています。その暮らしぶりを少しだけのぞいてみましょう。

多様な生物を育む植物プランクトン

多様な生物を育む植物プランクトン

北極海は、ユーラシア大陸から流れ込むレナ川、エニセイ川、オビ川、北米大陸からはマッケンジー川などの大きな川の終着点です。これらの川の流入は、豊富な植物プランクトンを育み、北極海で循環する生態系の中で重要な役割を果たしています。特に、北極海にとって夏は恵みの季節です。というのも、太陽が沈まない白夜が訪れることにより、植物プランクトンが活発に光合成を行ない、大繁殖するからです。これを目当てに、多くの生物が北極海をめざして北上します。しかし、冬はほぼ一日中太陽が昇らない季節です。夏とは逆に、植物性プランクトンも活動を停止してしまうので、生き物たちは北極を後にして、他の地へ移動を始めます。その代表が渡り鳥です。鳥類の移動は観察しやすいため、「渡り鳥」という名が付けられていますが、海で暮らす多くの生き物にとっても「渡り」は当たり前のこととして行なわれているのです。

北極海で暮らす海獣たち

北極の年間平均気温は、-6℃前後ですが、冬には-45℃を下回ることもあります。この極北の海で暮らす生き物たちをご紹介します。

ホッキョクグマ
北極海で暮らす海獣たち

大きい個体では体重800キロにもなる北極海の王者です。水中で動き回りやすいよう頭部は小さく、首が長いのが特徴です。主食はアザラシですが、ホッキョクに夏がやって来て、植物の活動が活発になる季節には、昆布や苺などの植物も食べます。1日に必要とするカロリーが膨大なため、狩りが苦手な個体は飢え死にしてしまうこともあるようです。また、唯一の天敵は海のハンターと呼ばれるシャチです。稀ではありますが、水中で襲われる例が確認されています。ホッキョクグマは、全国にある多数の動物園で観察することができますが、飼育員さんによって人工飼育された愛媛県立とべ動物園のピースは特に有名です。

セイウチ
北極海で暮らす海獣たち

上あごから生えている大きくて長い犬歯がトレードマークの海獣です。この犬歯は武器としても使われますが、海底から貝類や甲殻類などの獲物を掘り起こしたり、海中から陸に上がる時に体を支える役割も果たしています。また、強いオスは複数のメスとともにハーレムを形成することでも知られています。セイウチには全国数カ所の水族館で出会えますが、三重県の二見シーパラダイスの丸子ちゃんは「あっかんべー」の芸で知られています。

ホッキョククジラ
北極海で暮らす海獣たち

通常は移動するクジラが多い中で、ホッキョククジラは一生を北極海で暮らします。全長20メートルほどの立派な体格をしていますが、食べるエサは、オキアミや動物プランクトンです。また、寿命が長く150歳~200歳ほどまで生きる個体も確認されています。

シロイルカ
北極海で暮らす海獣たち

別名のベルーガのほうがよく知られています。反響定位という特殊な能力を持ち、これによって自分の発した音で氷の隙間を探しては息継ぎをします。様々な音声を発することから「海のカナリア」とも呼ばれます。このシロイルカに会える水族館は、鴨川シーワールド八景島シーパラダイス名古屋港水族館島根県立しまね海洋館AQUASの4館です。