たくさんの海洋生物が見られる水族館!
三重県鳥羽市にある鳥羽水族館に行ってきました!行ってみようと思ったきっかけはテレビでラッコの特集が組まれていて、あまりの可愛らしさに生で見てみたくなったからです。ラッコは絶滅危惧種に指定されており、個体数が減少しています。日本は主にアメリカからラッコを輸入していましたが、1994年にアラスカ沖で起きたタンカー事故によって個体数が減少したことで1998年からラッコの輸出は禁止されてしまい、日本国内でラッコを繁殖させるしかなかったのですが、ラッコの高齢化などによって繁殖はうまくいかず現在国内で飼育されているのは鳥羽水族館にいる2匹のラッコだけになってしまっています。この二匹も人間でいうと70歳を超えていて繁殖は難しいため、もう今後は日本でラッコを見ることができなくなるかもしれないとのことでした。これは一刻も早くラッコを見ておかなければ!と思い家族そろって鳥羽水族館へ足を運んだのです。ラッコを目当てに訪れた鳥羽水族館でしたが実際足を踏み入れてみるととても広く、たくさんの種類の動物が飼育されていました。展示生物の種類は日本一の多さだそうです。入り口から入るとまずおおきな水槽があり、いろいろな魚が泳いでいました。まずは一番のお目当て、ラッコの水槽を目指して進んでいくと人だかりを発見!やはり間もなく見れなくなるかもしれないラッコを一目みておこうとラッコ水槽の前は人であふれていました。「ラッコ水槽の前で立ち止まらないでください」という案内も置かれていました。そんな自分たちの人気など知る由もなく二匹のラッコは楽しそうに水槽の中で泳いでいました。一瞬しか見られなかったのですが、とってもかわいかったです。続いて、鳥羽水族館は日本で唯一ジュゴンを飼育していると知り、ジュゴン水槽のもとへ。大きな水槽の中でのんびり優しい顔をして泳いでいるジュゴンにも会うことができました。たれ目なのでなんだかこちらに微笑んでくれているようにも見えてほっこりしました。外にある展示上ではアシカやセイウチも見られました。セイウチはその大きさにびっくりしました。また、一時期大人気となったダイオウグソクムシも展示されていて子供が興味深そうに観察していました。とても広くてすべての動物を見ることができなかったのでまた次の機会に他の動物も見てみたいなと思いました。