日本最大の水族館
1200種類の生体展示を誇る、日本最大の(令和元年度現在)水族館。三重県鳥羽市ぼ中心部である鳥羽三丁目に位置し、ミキモト真珠島などと合わせて同市の目玉スポットのひとつに数えられます。
その展示の豊富さから年間100万人近い入場者数を誇り、1955年の創業以来の累計来館者数はなんと6000万人を超えるそうです。
海洋観光都市を銘して様々な施策を展開する鳥羽市にとってなくてはならないスポットで、三重県総合博物館との協力も盛んで単なるレジャー施設としての機能のみならず、学術的な貢献も多く為している施設です。
約1500メートルの館内通路にはあえて観覧順路は設けられず、来館者が自由に回覧できるような作りになっています。
アシカショーで人気のパフォーマンススタジアム、隣接して様々な海獣の生態を目にすることのできる海獣の王国、日本で唯一、貴重なジュゴンが見られる人魚の海、マナティやカピバラなど熱帯地域の可愛らしい動物がいるジャングルワールド、水族館としては珍しいスナドリネコや昆虫類の展示がある奇跡の森、美しい熱帯魚やウミガメの展示があるコーラルリーフダイビング、イルカやラッコなどがいる極地の海、生きた化石と呼ばれる様々な生物が展示される古代の海、日本の清流の風景を再現した日本の川、伊勢湾近海の生物群を再現した伊勢志摩の海、ペリカンやペンギンの展示が中心の水の回廊、クラゲやタツノオトシゴが見られる特別展示室、など多くのカテゴリに分かれてテーマを持たせた展示が楽しめ、なかでもダイオウグソクムシなどで話題になった変な生き物研究所は大勢の家族連れで賑わい、子供たちの興味を惹いており、他の水族館では見ることのできない展示も多く、リピーターが非常に多いようです。
アクセスは近鉄特急停車駅の鳥羽駅から徒歩10分と容易で、車なら鳥羽インターから3分ほど。駐車場は有料ですが500台収納で安心ですのでマイカー派の方もアクセスは良好です。
一度訪れればファンになること間違いなしの鳥羽水族館、ぜひ訪れてみてください。