京都水族館
京都の梅小路公園にある水族館です。
京都駅から山陰本線に乗って梅小路京都西駅で降りて、公園内を歩いていくと辿り着きます。私は小学生以来行ったことがなかったので京都駅からのアクセスが少し不便な印象でしたが、梅小路京都西駅が出来たおかげで京都駅から簡単に来れた上に、鉄道博物館や公園の雰囲気もあって全体的に明るい、洗練された印象を受けました。
水族館について、バリエーション豊かな展示が並んでる印象でした。
まず入ってすぐのオオサンショウウオ達に驚きました。他の水族館ではオオサンショウウオはレアな生き物といった感じで展示している所が多いですが、巨大なオオサンショウウオ達がお互い踏まれていることも気にせず重なり合って昼寝していて迫力満点なのに愛嬌がありました。こんなに大きなサンショウウオ達が京都の街にまで流れている鴨川に生息していると説明があって驚きました。巨大なオオサンショウウオ実物のぬいぐるみと背比べが出来るのでぜひチャレンジをおすすめします。私は負けました。
その次はオットセイとアザラシ達のエリアでした。こちらに興味津々でカメラ目線でぐるぐる回ってくれるオットセイに、もっちりとしたシルエットでのんびりお昼寝しているアザラシ達がとても可愛かったです。
あと印象に残っているのはペンギン達です。ペンギンの展示はガラス越しに水槽で陸地が遠目という構成の水族館が多いと思いますが、この水族館では順路がペンギンエリアをぐるっと囲んでいるので陸地にいるペンギンをじっくり観察することが出来ました。ペンギン達も人間を観察するのが面白いのかすぐ目の前にずっと居てくれるので、軽くコミュニケーションを取れて楽しかったです。またこちらは期間限定の展示みたいですが、ペンギン達のペンギン関係(時々飼育員さん達も)の巨大なチャートが貼られていてこれがとても面白かったです。彼女に振られた3時間後には別のペンギンと夫婦になっていたり、時々飼育員さんが巻き込まれていたり、ペンギン達の密度が濃いドラマが書き込まれていて、ペンギン達の愛嬌と飼育員さん達の愛情が伝わってきました。
公園の中にある水族館なのでスペースは限られていますが、1つ1つの展示の内容が濃く、面白いものばかりなので熱中して行ったり来たりしました。体力が少ない方でも夢中で楽しめると思うのでオススメです。