水族館情報
磯遊びに出掛けよう/ホームメイト
海洋大国・日本に生まれたのですから、海で遊ばなくてはもったいない! どこにお住まいの方でも日帰りで行ける磯があるのではないでしょうか? 長野県、山梨県周辺は日帰りでは少々厳しいでしょうか? ならば、1泊2日でその日の午後から翌日の午後まで、時間ごとに変化していく磯と海を思いきり楽しんでみてはいかがでしょうか? 水族館で見たことのある魚や貝殻を見つけた時の喜びは最高です!
何をして遊ぶのか?

磯に到着して、磯遊びの準備を整えたら、まずは海の中に入ってみて下さい。「今日の水温や波はどうかな?」と考え始めた時点から、もう磯遊びは始まっています。海にまつわることなら何でも感じとって、楽しむのが磯遊びの極意です。初めて磯遊びに出掛けたお子さんでも、30分もすれば海に慣れて、何か生き物はいないかなと探し始めるはずです。
もっと磯を楽しむための準備

もし、はじめての磯遊びなら、あまりむずかしいことは考えずに、安全な磯を選んでまずは磯の環境に慣れることです。しかし、2回目からは、もっと楽しめる準備をしておきたいですね。例えば、その磯の周辺に生息する生き物のことや干潮・満潮の時刻を調べておけば、楽しさは倍増します。また、地形の特徴や季節ごとに見られる生き物などを掘り下げて調べておけば、楽しさは10倍にも20倍にも広がります。もちろん、毒などを持っている危険な生き物についても調べておきましょう。万が一、刺されたり咬まれたりした場合の対処法も頭に入れておいて下さい。そして、生き物図鑑などを持っていれば、採集した生物の種類をその場で調べることで好奇心が刺激されるはずです。1回目より2回目、2回目より3回目が楽しくなるような工夫をしてみて下さい。
磯遊びの必須アイテム

磯遊びに行く前に、これだけは揃えておきたい必須アイテムをご紹介します。ケガなどから身を守るものが中心です。
- マリンシューズ
- 岩場でも滑りにくく、貝殻などで足をケガしないための必須アイテムです。スニーカーは海に落ちた時に動作がしにくく、ビーチサンダルはケガの元なので、絶対にやめましょう。
- マリングローブ
- 岩場で体を支えたり、生き物を触ったりする時には、思わぬケガをすることがあります。マリングローブでしっかりガードしておきましょう。
- 水着
- 万が一、深い所に足を踏み入れてしまった場合でも大丈夫なよう、また、思い切り遊べるように、水着を着用しましょう。
- ラッシュガード
- 直射日光を避ける、体温の低下を防ぐ…など、その時々の気候に合わせて、水着の上に1枚マリン用ジャケットを羽織っておくと安心です。
- バケツ
- 採集したものは、一度バケツに入れて確認しましょう。
- 網・タモ
- 小魚などをすくえる網またはタモは磯遊びには欠かせません。
- ライフジャケット
- 万が一の事故は、ちょっと気を許したスキに起こります。水深のある場所では必ず着用しましょう。
- 帽子・日焼け止め
- 磯遊びのシーズンは、熱中症のシーズンと重なっています。予防を怠ってはいけません。
- 救急セット
- 擦り傷用の絆創膏、毒を持つ生き物に咬まれた時の対策グッズ、人工呼吸用のマウスピースなど、備えあれば憂いなしです。