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水族館用語辞典

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  • 外温動物
    がいおんどうぶつ

    「外温動物」とは、外部の気温によって体温を変化させる動物のことである。独自の発熱方法を持つ種もあるが、外気温の温度に影響される物がほとんど。同義語及び別称として「変温動物」があるが、かつては「冷血動物」と認知されてきた歴史がある。つまり、外温動物、変温動物、冷血動物は同じ分類に、そして、その対義語には「恒温動物」が該当する。しかし、研究によって生物の体温制御は種によって多様であることが明らかになり、外温動物や恒温動物の語が科学的に使われる機会は減った。魚類の場合、この区分が難しく、外温動物とされることもあるが恒温動物と示されることもある。これは「奇網」と呼ばれる特異な血管構造を有していることに起因し、特にカジキやマグロは顕著に発達している。奇網の仕組みにより、運動能力の向上、高い体温の維持及び発熱が可能。外気温とほぼ同じ体温でいられる外温動物は、エネルギー消耗が少ないため優れた生存能力を有した種と言える。

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