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  • ツノメドリ属
    つのめどりぞく

    ツノメドリ属(Fratercula)とは、鳥綱チドリ目ウミスズメ科に属する属名のこと。北大西洋と北太平洋の海洋を生息地とし、群れを作って生活しており、繁殖期にはコロニー(集団繁殖期)を形成。属名はラテン語のfraterculusに由来するが、これは「小さな修道士」の意味であり、ニシツノメドリの黒白の体が修道士を連想させることからきている。生息地のアイスランドでは人気の高い鳥で「パフィン」と呼ぶ。泳ぎが得意で、魚類、甲殻類などを捕まえて食す。全長は35〜41cmで、背の部分は黒、胸部と腹部は白い羽毛でおおわれており、太く大きな嘴を持つ。白黒の体でペタペタと歩く様子がペンギンに似ているが、飛ぶことができる点がペンギンとは異なる。また特徴的な大きく色鮮やかな嘴を持つところから、「海のオウム」や「海のピエロ」と呼ばれている。ツノメドリ属のパフィン(Puffin)には、ニシツノメドリ・ツノメドリ・エトピリカの3種類があり、エトピリカはアイヌ語の「etu-Pirka 嘴 美しい」に由来。かつては北海道東部の海崖などでしばしば見ることができた。

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