水族館用語辞典
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翼足
よくそく「翼足」とは、軟体動物の1種で、体の両側に翼のような足があるプランクトンのこと。「翼足類」もしくは「裸殻翼足類」と呼ばれることも。代表的な翼足としてはササノツユやクリオネなどが挙げられる。「裸殻」という名前が示す通り、以前は貝殻を持っていた種が環境の変化に対応した結果、貝殻を用いることをやめて、両足で海中を浮遊しながら生活するようになったと考えられている。翼足は主に海洋の表層で生活しており、海流に合わせて様々な海域へと移動。海中の小型プランクトンや小魚を捕食することによってエネルギーを確保する。翼足は一般的に群れをなして行動しており、同じ海域で生息する魚たちにとっては重要な食糧源となっている。
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