淡水魚の展示が充実している水族館です。
先日、栃木県大田原市にある栃木県なかがわ水遊園に行ってきました。
電車で行きたかったのですが、電車ではアクセスがよくないので(JR宇都宮線の西那須野駅からバスで40分かかります)レンタカーを借りて行ってきました。なかがわ水遊園は水族館をはじめとする総合公園で、釣り池、つかみどり池、水の広場という水深が大人のくるぶし位の水遊びができる施設、アスレチック遊具などがあります。他にも野菜の直売所、お蕎麦屋さんも公園内にありました。そして広大な駐車場が完備されていています。
ここの水族館は淡水魚の展示がメインで、日本のみならず世界の淡水魚を見ることができます。
館内には那珂川の源流から下流までが再現されていて巨大なニッコウイワナ、ウグイやオイカワ、コイやウナギなども観察することができます。水槽の周りには流域にあわせた樹木や植物が植栽されていているので本当の川の中をのぞいている気分になれます。那珂川の細流に棲む小さな生き物も展示されています。この水族館にくれば那珂川がどのような川でいかに自然豊かであるかということがよくわかります。
那珂川の展示が多いのですが、この水族館の見どころは他にもあり、特にアマゾン川の淡水魚の展示はすばらしかったです。大水槽の中にチューブ型のトンネルの通路があるのですが、チューブはガラスでできているので川の中を潜っているような気分を味わえます。ピラニアや巨大なピラルクー、アロワナなどの多種多様な生き物を観察することができます。トンネルを出て階段を上がるとアマゾンのジャングルが再現されていています。カピバラもいます。
他にも世界の川に生息する魚の展示などもあります。
淡水ではなく海の展示も一ヵ所あります。オーストラリア・グレートバリアリーフのサンゴ礁の展示ですが、色鮮やかな熱帯魚などは見ごたえがありました。
魚たちとふれあえるタッチング水槽というエリアがあるのですが、コロナの影響で休日はふれあい体験ができませんでした。
見どころの多い水族館なので水族館だけでも満足できますが、なかがわ水遊園は他にも遊べる施設が充実しているすばらしい公園だと思います。